10月 15日 「芸術の秋」って訳じゃないですが…
展覧会とか「行こうと思っていたのに」いつの間にか終わってた~なんてこと良くありますよね。
今回はぎりぎりで思い出せたので、渋谷の文化村ミュージアムへ「みんなのミュシャ」展を見に行ってきました。
普段は人が多すぎる、渋谷文化村方面なんて寄り付きたくもないのですが、今回ばかりはしかたありません。
あまり大きい作品が無いので、小さめのミュージアムにしては結構な点数を展示していました。
作品が小さいから近づいて鑑賞することになるので、絵画を見に行った時の様なダイナミズムは感じられませんね。
詳細な描き込みを愛でる感じです。
まぁ、ミュシャって画家というよりイラストレーター、グラフィックデザイナーですもんね。
本の挿絵とか宣伝ポスターの作品が多いし。
本展はミュシャの作品だけではなくて、その後の影響を受けた人たちの作品も展示されていて、そっちの方も面白かったです。
(60年代ロックのコンサートポスターとか、日本の少女漫画家のイラストとかも)
最後に分厚い展示作品プログラムを買って満足しました。
本展覧会のポスターも売ってくれればいいのにな~。
せっかく渋谷まで来たので、これだけで帰るのはもったいないと思って、専門学生時代にたまに行っていた喫茶店へ。
30年ぶりなんですけど…
うぉー、昔からボロボロだったけど、さらにボロボロになってる~。
まぁかなり有名なんでしょうけど、レトロな巨大スピーカーでクラシックレコード(CD)を聞かせてくれる「名曲喫茶ライオン」です。
外観だけじゃなくて中も調度品もボロボロですし、昼間でも薄暗い洞窟の様な光量です。
ですから読書の利用もお勧めしませんし、友達と談笑なんてもってのほか、客が結構入っていても「シーーン」としてクラシック鑑賞がメインの喫茶店です。
なれない人は肩が凝っちゃうかも。(フラッシュ炊けないので中の写真はあきらめました。)
店の片側に重厚な調度品の様な、巨大スピーカーがそそり立っていて、なかなかの音で楽しめますよ。
さすがにオーケストラをライブで観るのにはかないませんが、ミニチュアオーケストラのコンサートを聴いている感じです
懐かしい場所で音楽を聴いてたら、初めてこの店を見つけた時のタイムスリップ感を思い出しました。
[MOMO]